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おとなの矯正治療 ADULT

おとなの矯正治療とは

商談中に口元への視線が気になったり、プライベートやイベントのときに歯並びが気になって自然な笑顔になれなかったりすることはありませんか? 矯正治療は歯並びや噛み合わせを整えることにより、口元が美しくなる治療です。コンプレックスが解消されて、表情に自信が生まれるようになります。
ただし、矯正治療は見た目を良くする以上に、噛み合わせを正しくすることに重きを置いています。食べる、話すといった口腔機能が改善されるほか、しっかり噛めるようになるので食べ物を細かく噛み砕けるようになり、消化や吸収をスムーズにして胃腸への負担を軽減します。
治療期間中に装置をつけることに抵抗があるという方もいらっしゃるかと思います。当院では目立たない装置を使った矯正治療も行なっておりますので、ぜひご検討ください。

おとなの矯正治療とは

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

透明で薄く、歯列にぴったりとフィットするマウスピース型の矯正装置です。
よほど近くで見ない限り、つけていてもほとんど見えないので、「仕事柄、装置を目立たせたくない」という方に適しています。
自分で取り外せるので、食事や歯磨きも普段どおりにできます。

美容にかける費用

歯列矯正の平均的な費用は100万円前後とされており、日々当たり前のように使っている美容に関する費用に比べても、月や年で計算すると下記の表のようになります。カフェに寄る習慣があれば、一回あたり400円、週5日通うと同等の水準になります。
実際は毎月の費用が上下するものと考えられますが、多くの女性は既に日々の美容にまとまった額の投資をしていることが分かりました。
「一生モノ」と考えると、かかる費用も納得がいくものになるかもしれません。

美容にかける費用

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

インビザライン

・最新のデジタル矯正
・目立ちにくい
・歯磨きがしやすい
・通院は2〜3ヶ月に1回
・自分で毎日取り外しが必要
・比較的軽度の歯の乱れが適応

治療期間:2〜3年
費用:950,000円(税込)

ワイヤー矯正

・昔ながらのアナログの矯正
・見た目が良くない
・歯磨きがしにくい
・通院期間は1ヶ月に1回
・治療が終わるまで取り外しができない
・歯並びに乱れ全般に対応

治療期間:2〜3年
費用:715,500円~

※毎月の調整料5,500円別と必要となります。

部分矯正について

歯列全体を動かすのではなく、一部の歯を動かす治療方法です。おもに前歯の隙間や一部の歯のデコボコといった症例に適用されます。治療期間は歯列全体の矯正に比べると短くなり、費用も低額になります。一部の歯だけを動かしたいという患者さまにおすすめです。ワイヤー矯正の装置のほかに透明なマウスピース型矯正装置をご用意しており、口元を目立たせずに治療を受けられます。
しかし、部分矯正では噛み合わせを改善することが難しいため、噛み合わせに問題がある場合は部分矯正ができず、歯列全体の矯正となる可能性があります。

部分矯正について

前歯部用マウスピース型矯正装置(インビザラインGo/モデレートパッケージ/ライトパッケージ)

マウスピース型矯正装置を使った部分矯正です。透明なプラスチックで作られているので装着しても目立たず、他人の視線を気にせずに外出できます。目立たない装置を使って部分矯正をしたい方に向いています。
食事のときには取り外しができ、普段どおりに違和感なく食事を楽しめます。歯磨きのときも同様で、しっかり歯を磨いて虫歯や歯周病のリスクを減らせます。また、歯型のデータをもとに最終的な仕上がりのイメージを事前にチェックでき、治療に対するモチベーションも高まります。装着時の痛みや違和感も軽減されるので、治療中の痛みなどが心配な方にもおすすめです。

部分矯正の注意事項

部分矯正は気になる歯だけを治療できるものですが、すべての歯並びに対応できるわけではありません。噛み合わせは歯列全体のバランスが取れなければ正しいものにならず、部分矯正だけでは噛み合わせを改善できません。また、歯の並ぶスペースがない場合は歯を削ることがあるほか、後戻りしやすいという性質もあります。歯科医師と充分話し合ったうえでご検討ください。

部分矯正のポイント

・前歯の突出感を改善することは致しかねますのでご了承ください
・軽度の歯並びのみの対応となります
・仕上がりは、やや外にふっくら仕上がります

抜歯について

矯正治療で抜歯が必要となった場合、健康な歯を抜くことはご本人にとって大きな決断となります。
歯並びを整えるにはその土台となるスペースを充分に作らなければなりませんが、骨格の成長は終わっているため抜歯によって新たなスペースを確保することになります。抜歯によって歯列に余裕が生まれ、歯や歯肉への負担が軽減されてきれいな歯並びになります。また、治療により顔つきが変わるというようなトラブルを防止できます。抜歯することでさまざまなメリットが得られることをぜひ覚えてください。

抜歯について

ライフスタイルに応じた治療の選択

患者さまによってお仕事や趣味などのライフスタイルが異なり、長期にわたる矯正治療の計画をカスタマイズすることは非常に大切です。患者さまの生活やご希望に合わせて治療計画を立て、ライフスタイルにフィットした治療方法をご提案します。
お仕事の都合上、目立たない装置を使いたいという方もいれば、近く控えている結婚式などのイベントのときだけ装置を外したいという方もいらっしゃいます。また、スポーツや音楽の演奏といった趣味があり、装置が気になるという声もあります。その方の生活や計画に適した装置をご紹介しますので、遠慮なくご相談ください。

ライフスタイルに応じた治療の選択

おとなの矯正治療のメリット・デメリット

メリット

  • 口元が美しくなる
    歯並びがきれいになると表情が大きく変わり、相手に清潔感のある印象をもたらします。患者さまご自身も自然な笑顔で話せるようになって、お仕事やプライベートがさらに充実して楽しいものになります。
  • 虫歯や歯周病のリスクが減る
    歯並びが悪いと歯が重なるところなどに汚れが溜まってしまいますが、矯正治療をすると歯を磨きやすくなって歯垢がつきにくくなります。将来のお口の健康を考えるうえでも、虫歯と歯周病のリスクが減ることは大きなメリットといえます。
  • 治療計画を立てやすい
    こどもの矯正治療では成長期にあるため、想定以上に歯が動いたりして治療計画を立てにくいとされます。おとなの矯正治療は治療計画が立てやすく、予定よりも治療期間が延びるといった可能性が低くなります。

デメリット

  • 抜歯をともなう可能性がある
    こどもの矯正治療では顎の成長をコントロールしてスペースを拡大できましたが、おとなは成長が止まっているため現状のまま歯を動かします。歯を並べるスペースが充分にない場合、抜歯を検討する可能性があります。
  • 歯磨きしにくくなる
    ワイヤー矯正を行なう場合、取り外しできないマルチブラケット装置を装着します。歯磨きのときに歯ブラシが届きにくくなるので、虫歯や歯周病のリスクを負わないためにも丁寧にケアする必要があります。
  • 治療中に痛みや違和感を覚えることがある
    矯正治療では歯を動かしていくため、治療中に痛みを感じる場合があります。また、使用する装置の種類によっては装着しているときに違和感を覚えたり、舌が装置に当たったりすることもあります。どうしても違和感などが拭えない場合は歯科医師にご相談ください。

矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
  • ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • ・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • ・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

部分矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・前歯数本だけを治す方法なので、噛み合わせは改善できません。噛み合わせの改善を希望される方は、全顎の矯正治療が必要となります。
  • ・症状によっては、でこぼこの前歯がきれいに並ぶスペースを確保するため、歯と歯の間を削る必要があります。しかし、エナメル質(歯の表面)を0.3~0.8mmほど削る程度なので、歯への支障はほとんどありません。
  • ・前歯だけの治療となり動きが限られているので、症状によっては希望どおりに仕上がらないことがあります。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・マウスピース型矯正装置(インビザライン)による治療は、機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  • ・症状によっては、マウスピース型矯正装置で治療できないことがあります。
  • ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • ・お口の状態によっては、マウスピース型矯正装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  • ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • ・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。

薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供している「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

  • ○未承認医療機器に該当
    薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年3月15日最終確認)。
  • ○入手経路等
    インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
  • ○国内の承認医療機器等の有無
    国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2023年3月15日最終確認)。
  • ○諸外国における安全性等にかかわる情報
    現在世界100カ国以上で提供され、これまでに1,400万人を超える患者さまが治療を受けられています(2022年9月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
    なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • ※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。