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矯正装置の種類 ORTHO

おもに使われる矯正装置の種類

矯正治療の一般的な方法として、金属のワイヤーを歯列の表側に装着する方法があります。さまざまな症例に対応できる治療ですが口元が目立ってしまうため、当院では目立ちにくい素材で作製した矯正装置もご用意しています。このほか、歯の裏側に矯正装置を装着して見えにくくする治療方法にも対応しています。治療中に口元を目立たせたくない方はご相談ください。

金属のワイヤーによる表側の矯正装置

金属のワイヤーによる
表側の矯正装置

歯列の表側に接着したブラケットという装置にワイヤーを通し、歯に力を加える矯正装置です。矯正治療のなかではポピュラーなもので、歯に金属の装置がついている人を見たことがある方もいるのではないでしょうか。
この矯正装置は幅広い症例に対応できる特長があり、歯を大きく動かすようなケースに向いています。ただし、歯の表側に装置がつくため口元が目立ってしまいます。装置が見えても気にならない方におすすめです。

ハイブリッド矯正

ハイブリッド矯正

マウスピース型矯正装置(インビザライン)だけでは治療が難しい場合があります。幅広い症例に対応できる治療方法としてワイヤー矯正がありますが、審美性などが気になるという患者さまには、ワイヤー矯正とインビザラインを組み合わせたハイブリッド矯正という方法をおすすめしています。
当院では、フェイスラインを美しくするために、4番抜歯を行ないワイヤー矯正から矯正治療を開始して仕上げにインビザラインで整えていくハイブリット矯正をご提案することもございます。

プレオルソ

歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)

お子さま(4歳から9歳くらいまで)を対象としたマウスピース型の矯正装置になります。単に歯並びの矯正のみならず、口腔内の正しい筋肉の使い方の改善にもつながります。いつでも取り外しができるのお子さまでも気軽の装置できるのが特徴です。

プレオルソ(歯列矯正用咬合誘導装置) 医療機器認証番号:225ADBZX00053000

保定装置

保定装置

保定装置とはリテーナーとも呼ばれ、矯正治療終了後に後戻りを防ぐための装置です。 保定装置も矯正治療期間と同様の期間くらい装着をしていただくことで後戻りなく 理想的な歯並びを手に入れることが可能になります。

さまざまな装置を使用した治療のご提案も可能です

矯正装置は種類ごとに特徴があり、適応できる症例や不得意な症例などが異なります。例えば、マウスピース型矯正装置のみでの治療をご希望されたとしても、患者さまの歯並びによっては難しいことがあります。
こうしたケースでもなるべく患者さまのご希望をかなえるために、さまざまな装置を組み合わせた治療計画を立てることも可能です。はじめに金属のワイヤーで歯を大きく動かし、ある程度歯並びが改善してから目立たない装置を使い始めるという方法もご提案できますので、治療のご希望について詳しくお聞かせください。

さまざまな装置を使用した治療のご提案も可能です

矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年、永久歯がすべて生えそろったあとに行なう第2期治療で1~2年半を要することがあります。
  • ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • ・装置を外したあと、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • ・装置を外したあと、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。

舌側矯正治療にともなう一般的なリスク・副作用

  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・装置に慣れるまで発音しづらいなどの症状が出ることがあります。
  • ・矯正装置を装着している期間は、適切に歯磨きができていないと、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。歯磨き指導をしますので、毎日きちんと歯を磨き、口腔内を清潔に保つようご協力をお願いします。
  • ・歯磨き、エラスティック(顎間ゴム)の使用、装置の取り扱い、通院などを適切に行なっていただけない場合、治療の期間や結果が予定どおりにならないことがあります。
  • ・成長期の患者さまの治療では、顎骨の成長を予測し、現段階において適切な治療を行ないますが、まれに予期できない顎の成長や変化によって治療法や治療期間が大きく変わることがあります。また、顎の変形が著しい場合には、矯正治療に外科的処置を併用することがあります。
  • ・歯を移動させることにより、まれに歯根の先端がすり減って短くなる「歯根吸収」を起こすことがあります。しかし、適切な矯正力で歯を移動させることでセメント質(歯根表面を覆っている組織)が修復されるため、歯根吸収のリスクを軽減できます。
  • ・歯の周囲の組織は、治療前の状態に戻ろうと「後戻り」する性質があるため、治療後も数ヵ月から1年に1回ほどの頻度で通院いただいて歯の状態を管理し、後戻りを防ぐ必要があります。