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矯正歯科との出会いと歩み

こんにちは、院長の安立です。

私が矯正を始めたきっかけは、歯並びの乱れがあった場合、どれだけ良い治療を選択しても、歯を削る治療に限界があると感じたからです。自分の歯に勝る被せ物はないですし、根本的な歯の位置異常を改善しなければ、臭い物に蓋をしたような仕上がりにならざるを得ません。

そのため、自分で矯正ができればもっと仕上がりの良い治療をご提供できると思い、本格的に矯正を学び始めたのが、2013年の下間矯正研究会です。そこで私が学んだのは、いまでも自分の矯正治療の根幹となっている レベルアンカレッジシステムです。レベルアンカレッジシステムは南カリフォルニア大学のDr.Rootが1979年に開発した矯正であり、審美、機能、安定性を得るべく矯正手法をシステム化したワイヤー矯正で、事前の分析と矯正後のゴール設定を重要視しています。

そして10年以上の歯科治療を通じて、近年小児の歯並びが年々悪くなって来ていると感じ、今井先生の舌のトレーニング、大塚先生のプレオルソ、 岡山矯正研究会でバイオプログレッシブ矯正を使った本格的な小児矯正を学びました。

2016年にはワイヤー矯正の弱点である清掃性や見た目の改善、虫歯の予防といった観点からマウスピース矯正を学ぶことを決心しました。その後もさらなるスキルアップを求めて、2019年に斉宮先生より上顎の大臼歯の3次元的な移動のためのi-station、2020年に白数先生より歯に1本ずつきちんと力をかけられる ゴムメタルワイヤー(GEYA)矯正を学んできました。

2021年のコロナ下においては、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のスペシャリストになるべく毎週末休日返上でwebセミナーに参加し、マウスピース矯正の勉強に打ち込みました。お陰様でアジアで20名しか選出されなかったスマイルアーキテクトのパイロットドクターの1人として研究にも参加しましたし、2年連続(2021年・2022年)でインビザラインプラチナドクターのライセンスをいただくことができました。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の良いところを選択して患者さまにご提供できるのが、私たちのクリニックの特長です。そして、矯正以外にもインプラントと審美を軸に幅広い視野で診断し、矯正を含めた総合的な治療を心がけています。

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